肩甲骨を使う
トレーニングがある程度習熟された方には試して頂きたい種目です。
膝を屈曲させ大腿を床と並行にしその上にお腹を乗せるようにします。これで“ベントオーバー”の体勢。これで既に難しい感じなのですが(笑)、ここから両腕にダンベルを持ち鳥の羽ばたきのように開きます。(肩関節の水平伸展の動きですね。)
動作中は上体が起き上がってこないように水平を保つよう維持します。肩甲骨をきちんと動かして行くことが肝となり、菱形筋や僧帽筋中間部など普段のトレーニングで効かせづらい、使いづらい箇所にきっちりとヒットさせて行きます。
因みにバリエーションとしてダンベルを少し前方、肩より前へ保つことにより三角筋の前面へ負荷を強く与えることが可能です。
特定の競技のトレーニングや、肩周辺のコンディショニング的な目的でこの種目を活用して頂くと、期待以上に良い感触を得られると思います。
必要に応じて、ぜひ試して頂きたいですね。(8/24)