つまづきの予防
年を取ると何故転びやすくなるのでしょうか?
前脛骨筋という、脛にある筋肉。これが足の関節を曲げ(背屈という動作です。)つま先をしっかりと上向きにさせます。この筋肉が衰えると歩行時につま先は下を向きつんのめるようにして歩くことになります。
そのうち、もつれるように転倒してしまい打ち所が悪いとヒザや肘、手首など思わぬところが打ち身、捻挫、骨折などと憂き目にあいます。
少なからず、これらがきっかけとなり杖や車いすにお世話になる生活が始まる事もよくある事例です。
ちょっとした予防でその先の大きな事故やケガを未然に防げるならぜひ頑張ってやり続けたいですね。
「トゥレイズ」。予防のためのエクササイズとしてぜひともおススメしたいです。
やり方もかんたん、つま先を上げ下げするだけ。
これで、前脛骨筋の衰えを予防することが出来ます。
こんな簡単なことですが、かんたん故に意外とみなさんやっていません。
一日にちょっとだけつま先を動かす、ぜひトライしてみてください。(7/29)