関節可動域について
関節可動域(range of motion=ROM)を広げることは、健康に非常に重要です。より広く関節を可動できることによって、運動の許容幅は拡大しより自由な活動を得られます。ケガや傷害の予防にも寄与し、疲労の軽減や回復の促進にもつながります。姿勢や動作の美しさにも繋がってゆく期待も高まり、健康は元より美容、運動能力向上など良いことづくめです。
これらの事は概ね広く知られており、巷のスポーツジムやヨガ教室のようなところでもよく教えてもらえると思います。「よくストレッチしてくださいねー!」なんてのは、そうした事だと思います。(^^♪
実はこの可動域、大きくふたつの切り口で分けられ、それぞれ二種の可動域で括られています。
一般的に、よく教えてもらえる「ストレッチ」などは、「静的可動域(statick rom)」の拡大を目的としています。これに対し運動に必要な可動域は「動的可動域(dynamic rom)となります。
また、ストレッチ屋さんなどでカラダを押して貰ってグイグイ広げる可動域を「他動的可動域(passive rom)」と呼び、リラックスや疲労の回復にはとても実感があります。それに対して自分で動ける範囲の可動域を「自動的可動域(active rom)」と呼び、この可動域の拡大を狙わないと真の身体能力の向上は図れません。
PNFコンディショニングでは、この「自動的可動域」に対してアプローチして能力の再開発、歪みや不具合の修正を図ります。徒手抵抗による施術が主となりますが実は主体的にこのアプローチを実現できるのはPNFならではなのです。
PNFコンディショニングが、身体改善について顕著に効果が実感できるのも、自動的可動域が改善され自分の動きがハッキリと改善変化しているのが掴めるからこそデス。改善修正の繰り返し、積み重ねによってある程度の期間を経て姿勢改善や不具合の緩和、良化へとカラダが促されてゆくワケです。
ラディアではもう多くの方々がこの変化を実感し、円滑で快適な身体環境を獲得されています。もし、お身体でお悩みの方はぜひ一度お試し下さい。目からウロコが落ちるかも知れませんヨ(笑)(10/4)