筋トレと呼吸
ストレングストレーニングを行うとき、呼吸を止めないように指導します。「力を入れる時に息を吐いてください」とご案内しますが、割とみなさんやってるうちにこんがらがってきます(笑)。筋は短縮性収縮時に呼気を得る事により収縮力が増します。この特性を利用してトレーニングするワケです。
力を込める時に息を止めてしまうことを“怒責”といい、いわゆる“踏ん張る”時の状態を言います。怒責は血圧の急激な上昇を招きますので、循環器系のリスクファクターには危険を伴う事にもなります。ですので、息を止めない様に基本の習得時から実践して頂きトレーニングの一部となるように促しています。
前述のようにストレングストレーニングは押さえるべきポイントがたくさんありますので、どうしても呼気吸気のタイミングがこんがらがってきますので、最悪「息を止めないで」とご案内します。
細かな技術ではありますが、しっかりと要点を押さえてより効果的なトレーニングを行いましょう!(12/12)