良質な油・オメガ3
前回のブログで述べました良い脂、悪い油について中々の好評を得ましたので続編をお届けします。
オメガ3系の油を選んで頂くということは述べた通りですが、これについての説明を今一度詳しくしてみます。まず、以下の種類が挙げられます。
●αリノレン酸
●DHA(ドコサヘキサエン酸)
●EPA(エイコサペンタエン酸)
αリノレン酸の代表格はえごま油、アマニ油やしその油など。DHA、EPAはニシンやさば、イワシ、カツオ、ぶり、まぐろ、さんま等の魚油に多く含まれています。
これらは循環器系の機能改善に大きく働きます。血液サラサラ、中性脂肪減少、動脈硬化の予防、高脂血症抑制、血圧の安定…。また、脳活性化によるボケの防止や記憶力向上にも効果的。メタボの防止、肥満解消への力強い味方になってくれます。炎症を抑える働きも認められ痛風の初期治療に利用されたりもします。
ちなみにこれらの油は熱に弱いので極力そのような調理法で頂くのが好ましいです。また、空けたら早めに食べきってしまうのが望ましいと思います。
“油は摂り過ぎに注意”、と一概に考えてしまうのはもう止めて、“良い油を積極的にモリモリと摂る”方向へシフトして行ってもいい時代では無いでしょうか?
長続きしない節食、絶食のダイエットでは無く、良い食習慣を身に付ける事により自ずとやせ体質へと導かれて行く、、それが健康と美容のバランスがとれた理想のカタチです。
ぜひ、この機会に新しい油習慣を始めて下さいね!(1/31)