水分の補給について
水分の補給は運動指導中でもよく話題に出しています。この冬場におきましても、注意して摂取して頂くように啓蒙しています。
疲れが取れずらかったり、むくみを感じたり、筋や腱にハリや違和感がある時など、様々な「プチ不調」が日常にあると思いますが、意外と水分補給に気を配るだけでスッと解消する事が多くあります。
この寒い時季にせっせと水を飲む気はなかなかなりませんが、乾燥も手伝って思いのほか水分が不足しがちだったりします。そうした背景が「プチ不調」を誘発するいち要因となり得るでしょう。
・新陳代謝を活発にさせる
・筋活動の円滑、向上
・腸の活動を向上
・血液サラサラ
・老廃物の除去、つるつるのお肌 …etc
などなど、たかが水と侮るなかれ、わたくし達の健康の根幹たる機能に働きかけてくれるのです。
一日の摂取の目安は1.5~2ℓ程度。例えばこのサイズのペットボトルで準備して頂ければわかり易いのではないでしょうか。これを一日かけてこまめに飲む。就寝前はあまり多量に摂るのはおススメしませんので日中の活動時が摂り時ですね。(それにしても実際にやってみるとなかなかな量でもあります…笑)ちなみに一日5ℓとりましょうという文献を目撃したことがありますが、正直量的にハードルが高いデス…笑。
因みに水分摂取の話になると、追っかけてくるように「水分の摂り過ぎによる水中毒」の話がどこからか必ず出てきます。これは水分を摂りすぎる事により血中ナトリウム濃度が低下し、めまいや筋活動能力の低下、意識障害、重篤のケースで死に至るなどの症状を引き起こします。
特に重篤な例など知ってしますとびっくりして腰が引けてしまいますが、決して“水を遠ざけよ”という話ではございません。とかく情報社会ゆえ、なにごとも“1の話が10や100”まで膨らむ傾向もあります。まずはしっかりと不足する水部を補給する、を先に持ってきて頂ければ良いと思います。そのうえでデメリットや弊害も見直して参りましょう。
水は、できるだけ良質な水がおススメです。市販されているミネラルウォーターや還元水などで良いのでは無いでしょうか。これらは最近ではお手軽に入手することもできますがご面倒であればひとまずご家庭の水道水でも良いと思います。(近年では我が国の水道整備は上質とされておりますので)まずはお手軽に、すぐに始めて頂くのが大切だと感じます。
健康生活の第一歩、ぜひ踏み出してください!(2/10)