“スムージー”について
確かに健康を意識して食生活を考えるのは大切なことですので、そうした点ではいい傾向なのでしょう。インスタント食品などに傾倒するとしたらよっぽどいい。食事の準備や栄養を考える時間を短縮して他に費やせるのも魅力です。
ただ一見良いように見えるスムージーも、摂取やチョイスのコツは押さえて置きたいなと感じます。
基本的に人間は(動物もですが…)必ず咀嚼をします。よく噛んで食べるのです。これにより唾液の酵素が食べ物によく混ざりその後の体内での消化吸収をグッと向上させてくれます。これが無いと消化器官への負担が大きくなり、可動の不具合、機能停滞、免疫力低下…、と身体の不調、不具合、病気へと連鎖しかねません。以前このブログ内でも“咀嚼のススメ”について触れましたが、唾液により消化を促進させるのは大切な第一段階なのです。大量の野菜や果物をスムージーで一気に体内に流し込むのは、あまり理にかなっているとは言えません。(手早くてイイんですけとね…)
スムージーを口に含んでひと呼吸置いてから(20~30秒程でしょうか。)飲み込むくらいがいいのでは無いでしょうか?
また、大量に果物は含まれているということは、一気に大量の糖質を流し込むことにも繋がっています。そして市販のスムージー飲料などは美味しくい頂けるように甘味料や添加物も使われている可能性がありますね。
食品衛生法上の殺菌加熱を鑑みますと、店頭に並ぶ品々は酵素やビタミンなどの栄養素が死滅、減少しているであろうことも想像に難くないと言えます。
そうですね、「健康に“もの凄くいい”と思って飲んでいる。」のであれば、実は期待値程でない可能性も多分にあります。「飲むな!」「飲んではいけない!」とは言いませんが、あくまでも嗜好品というか、プラスアルファな存在で良いのかも知れません。
そう、まずはきちんとした食生活から創りましょう、そういう結論です(笑)。
“真の健康と美“を望むなら、基本に立ち返ってみてください。その基本がわからない…??ラディアで一緒に学びましょう(^-^)。(3/13)