立位体前屈・座位体前屈
運動不足の方々は、固くなっている事も多く見受けられます。要因の多くはは背中や大腿裏の筋肉が張る事によります。
確かに、PNFコンディショニングを実施していても、ハムストリングス(及びふくらはぎ)のハリを帯びた方々は結構いらっしゃいます。
ココが硬縮すると骨盤が後傾し姿勢が後ろに寄り勝ちになります。それにより腰部に負担を与え腰痛につながる事も。また、この姿勢を調整しようとして無意識に状態全体が前のめり気味になり、巻き肩や猫背の原因となることも有ります。こうなると、慢性的な肩こりや首肩周辺のだるさ重さに連鎖してゆきます。
ですので、肩こりをほぐすのに一生懸命肩を揉むのはその時は多少気持ちがいいかも知れませんが、根本的要因は改善していないので中々快方には向かいません。コンディショニング&トレーニングで下半身の状態を良好にしてゆくことが大切です。(これが、以前当ブログで言及した“SAIDの原則”という事です。)
同じ肩こりや腰痛でも、人によって骨格、体型、身体の使い方、生活習慣等全く違いますので、一律で「○○エクササイズ」や「○○体操」をやれば良いというワケでもございません。ご自身に合った最適なトレーニング、コンディショニングをラディアで見つけてみませんか?(3/18)