ローロウ
「ローロウ」。ケーブルローイングなどとも呼びます。マシンを使った背中のトレーニングです。バーベルやダンベルより比較的かんたんにできますが、背中のトレーニング自体が意識が難しい。腕に効いてるかな?肩を使ってるのかな?最初はそんな感じかも知れません。
ラットプルダウンとともに、入門編では真っ先に習う部類ですがそれぞれの違いは如何なモノでしょうか?
概ね、ラットプルダウンが背中の広がりを創るのに対し、ロウイング系は背中の厚みを創るとされています。これは解剖学的に見るとわかり易く、広背筋の筋繊維の方向と掛かる負荷の方向との関連性から説明がつきます。
ラットプルは上から下へ引いてくる、つまり負荷は真上へと掛かる訳ですが広背筋外側の筋繊維がより鋭角に(地面に対し垂直により近づく)走っているのでそこにより刺激が加わりやすい。
対してロウイングは横にケーブルを引きますので、負荷は地面と水平に掛かる。広背筋は上部ほど地面に対し角度がなだらかになりますので、そこにより刺激が入るので身体の厚みへつながるという事です。
それぞれの特性を加味してトレーニング種目をチョイスすればより自分の理想とするプロポーションづくりに近づくワケですね。
とかく文章ではわかりづらいハナシでありますので、ぜひラディアへお越しください。一緒にカッコイイ背中を目指しましょう!(4/5)