糖質過多の日常
美容ダイエット、成人病の予防や改善に於いて、昨今は「糖質削減」「糖質制限」なる手法が脚光を浴び、流行り定着しています。“結果にコミットメント”したいがために無理な期間設定で身体に大きな負担を与えたり、その後の激しいリバウンドに見舞われるケースも多々ありますので、人体に対して適度適正な“糖質の制限”を以て実行して頂くべきだと考えますが、その具体的な方法は一緒にじっくりやりたいと思います。
本日は、その糖質制限や、その他いろいろな方法で「ダイエット」に取り組むみなさんにとって、ワンポイント情報の提供です。
そこそこご存じの方も多いですが、巷のジュースやコーラ飲料などは相当量の糖質が含まれています。概ね総量の10%程度は入っているとみて良いかと思います。基本的に水に溶け込んでいる分だけ吸収が良く、血糖値の急激な上昇を招きます。(そうするとインシュリンの分泌が盛んになり、脂肪の蓄積や分泌異常につながる)
少し盲点なのが、いわゆるスポーツドリンクや健康ジュース(野菜、果物飲料の類)においても、糖質摂取過多に陥る要素が強いのです。健康に気を付けたいのなら避けたほうが良いのかもしれません。これは恐らくいかなるメーカー、製品に於いても例外は無いでしょう。よく「当社の製品は○○が違う」「管理栄養士、医師がススメる」などという宣伝文句が飛び交いますが、まさしく宣伝のためですので、あまり飛びつかないでください。一緒です(笑)。強いて言うなら健康の為でなく嗜好品であるなら、お好みで良いと思います。それならしょうがないですから。摂り過ぎにだけはご注意頂いて…。
更に盲点は牛乳。健康の代名詞のようですが(子供のころからよく飲まされましたね)糖質削減の観点からは、これに含まれる「乳糖」は要注意。総量の約5%程度は含まれるとされているので相応の量です。
ついでに乳製品についてはあまりおススメでは無い要因が複数ありますが、これも嗜好品として割り切るのなら、摂り過ぎない範囲で楽しんでください。健康を考えて無理に飲む必要はゼロです。
身の周りにある、ちょっとした危険。知っておくと回避につながりその積み重ねが日々の美容と健康に繋がります。
めんどうと思わずに、ちょっとだけ気を付けて下さい。(4/23)