遠心性収縮の活用
例えば肘を曲げる動作は”上腕二頭筋が収縮する”ことで”肘関節の屈曲”が成されます。
反対に”肘関節の伸展”は”上腕三頭筋の収縮”によって行われるワケです。
これらは共に筋肉が短く縮みながら力を発揮する「短縮性収縮(コンセントリックコントラクション)」と呼ばれます。
この筋収縮によって人体は歩く、投げる、跳ぶなどの様々な身体活動を実現しています。
かたや、「遠心性収縮(エキセントリックコントラクション)」と呼ばれる反対の筋収縮があります。これは、筋肉が伸ばされながら力を発揮する状態。よくある事例では、登山の際の下山時。腿の前面の筋肉が突っ張って下り坂をがまんしながら自らのペースで進む、こうした場面は”大腿四頭筋の遠心性収縮”が起きているという事です。この遠心性収縮時に筋肉痛は顕著に起きるとされています。そういえば、山登りの翌日のすごい筋肉痛は、あれか…!という事ですね。(∩´∀`)∩
トレーニングに於いては、ベンチプレスなどで”力を抜かないでゆっくりと下げて下さい!!”という場面が、それに当たります。
ラディアでは、徒手抵抗で行う「マニュアルレジスタンストレーニング」にて、この遠心性収縮を引き出します。これは、トレーニング者の筋出力を感じて抵抗の加減をつくるので、しっかりとした技術が確立されてないと、トレーニングとしても成り立ちません。
そしてきちんと遠心性収縮が引き出されたエクササイズであれば、そのトレーニング効果もより質の高いものであることは言うまでもありません。
スポーツの秋、せっかくやるなら、本物のトレーニングを選んでみませんか?(∩´∀`)∩
ラディアでお待ちしております。(10/15)