健康の源は「腸」に在り!

腸内環境を改善向上することは、健康に直結するというお話は、昨今よく知られています。
生物の進化の過程においても、消化器官のみで存在する腔腸生物から始まり、そこを起点に各器官、臓器が発達し現在の様々な生物の体を成しています。
本来、“腸”は己の身体に弊害のあるものはしっかりと排除し、身を守る作用を有します。
それに対し、優れた系統である“脳”は、意外と自分勝手で他者の事を考えてはくれません。(;´∀`)
例えば、白砂糖は実は身体にとって害有る食品のひとつですが(これの詳細は過去ブログに記載あります。)糖をエネルギーとする脳はコレを大いに欲します。わたくしたちが食後や夜中(^-^;に甘いものを食べたくなってしまうのって、そうゆう事デス。それに対し、大腸は白砂糖を摂取すると蠕動運動が抑制されてしまうんですね。これは、消化吸収を拒否しているという反応です。
細菌やウィルスを排除する免疫機能は、リンパ球によって実行されるワケですが、骨髄から造られたリンパ球は白血球中で血流に乗り人体を巡ります。そして、この6割程度が腸内に存在しています。これは、食物の摂取を通じて外界と繋がる消化器官を、しっかり自己防衛する体制にあると解釈できますね。(*'▽')
ですので、この腸内環境を改善して、本来の機能を充分に発揮できるようにすることが、健康への最大の近道と言っても過言ではありません。
腸内は腸内細菌が存在し、これらのバランスを保つことが腸内環境を改善向上する事となります。
・善玉菌
・悪玉菌
・日和見菌
理想的なバランスは、善玉菌約2割、悪玉菌約1割、日和見菌約7割、程度とされています。
理想に近づける手立ては、“食事”“生活習慣”“睡眠”“運動”“精神の安定”…などが挙げられます。
どれも、実はそんなに難しい事は要求されてはいませんが、いざ実行するとなると意外に難しい…(^-^; …出来ていない事の方が多いかも知れません。
現代社会って、豊かで便利であるのと裏腹に、割と不健康な方向に進んでいる様です。
次回以降、食事や生活など、テーマに沿ってより具体的に言及して行きたいと思います。
お楽しみに!(R7.5.1)