カーフレイズ

これには「カーフレイズ」というエクササイズがおススメです。
まず、ふくらはぎの筋肉は“腓腹筋”“ひらめ筋”の事を指し、総称して“下腿三頭筋”と呼ばれたりします。(∩´∀`)∩
この下腿三頭筋のエクササイズとして、カーフレイズが有り、立ち姿勢の“スタンディングカーフレイズ”座って行う“シーテッドカーフレイズ”の二種類が挙げられます。
まずスタンディングカーフレイズについて、立つ場所は出来れば段差のある踵が出せるところが好ましい。そして肩幅より少しひろくスタンスをとります。
ここから、背伸び運動、踵をあげさげします。スッと吐きながら早く挙げ、ゆっくり目に吸いながら下す感じです。
20~30レップス×2~3セット程度から試してみてはいかがでしょうか??
このエクササイズは、腓腹筋、ヒラメ筋双方によく効きます。
続いて、シーテッドカーフレイズは、イスなどに座った状態で行うカーフレイズです。要領はほぼ同じです。
段差を作りたければ、木材や本など、厚みのあるものを活用ください。
このシーテッドの効き方は、腓腹筋にはスタンディングほどの効果は出て参りません。
これは、腓腹筋が膝と足首を跨ぐ筋肉なのに対し、座り姿勢で膝を屈曲させるために緩みが出る事によります。
かと言って、ヒラメ筋だけ顕著に使われるから大きく効果が現れるというワケでは必ずしも無い、というのが近年の研究による見解の様です。
という事で、スタンディングだけしっかりやっておけば充分ということでしょうか??(笑)
(※昔から、スタンディング=腓腹筋、シーテッド=ヒラメ筋という認識がカーフにはあり、場合によっては両方しっかり行う事もされて来ましたが、どうやら「必ずしもそうでは無い様だ」という意味合いを込めて言及してみました。)
いずれにせよ、ふくらはぎをしっかり鍛えると、ポンピング作用により末端の血流が良くなりますので、健康効果は増大致します。おススメですよ!!\(^o^)/
(R7.6.26)