身体の捻りについて

日常生活からスポーツ動作など様々な場面において、欠かせない動作のひとつかと思います。
このひねりの動作が円滑か、大きく動けるか、硬いのか柔らかいのか…、その時の調子の良し悪しが知れてきますよね。
この身体の捻りを創るには、まずは頸椎、胸椎の回旋が円滑であるのか。これが大きな要素のひとつ。これは周辺の脊柱起立筋群の柔軟さやしなやかさが大切かと考えられます。
そしてもうひとつ知っておきたいのは、実は腰椎ほぼ回旋しないということ。腰椎は上体を支える土台の部分でもあり、頸椎、胸椎よりもごっつい形状をしていて、各々が強い靭帯でロックされるような状態です。頸椎腰椎にはある回旋筋もありません。土台として安定することが最優先なんでしょうね。(;´∀`)
動かない腰椎の代わりに、股関節の可動が骨盤全体の回旋運動を生み、身体の捻り動作をより高い可動性へと高めてゆくのです!(*'▽')!
ですので、股関節の内旋、外旋の運動が身体の捻りには欠かせない、もうひとつの大きな要素となる訳です。(∩´∀`)∩
ここを良く理解しておかないと、むやみに“腰を切る!”動作に執着し、動かない腰椎に負担が伴い、腰痛へと進んでいくことに繋がりかねません。
股関節の内旋外旋は、一般的なストレングスマシンなどでは鍛錬向上は出来ません。
自発的な動的ストレッチや、PNFコンディショニングによる徒手抵抗で機能を高めていくことが有効です。
ラディアなら、こうしたストレングス&コンディショニングに緻密に丁寧に対応いたします。ぜひ一度のぞいてみてください。
(R7.8.24)