むくみ
「浮腫(むくみ)」のとは、「間質」という場所に水分が貯留する事を言います。これは細胞と細胞の間にあるすき間を指しています。この水分を「間質液(もしくは組織液)」と呼び、浮腫とは間質液が増加した状態という事になります。(;'∀')
人体は概ね60%が水分とされています。その内2/3(体重の40%)が細胞の中にある「細胞内液」、その他1/3(体重の20%)は、細胞の外「細胞外液」と呼び、間質液や血管、リンパ管、体腔、結合組織、骨などに存在します。
この細胞外液は、各組織間で絶え間なく水分が移動して、一定のバランスを保っています。(細胞外液の3/4が間質液、残りの組織が1/4)。
水分移動のチカラは、血管内から間質へ移動させる「血管内圧」と、
間質から血管内へ移動させる「血漿膠質浸透圧」となり、これらの働きの乱れが「浮腫」となるワケですね。(;´∀`)
浮腫が起きるメカニズムは、
①血管内圧上昇
②血漿膠質浸透圧低下
③ナトリウムの貯留
④リンパ管障害
の4つに大きく分類されます。
①は、循環器系つまり、血流が芳しくない状態で起きる現象です。心臓や腎臓の疾患には注意したいところです。
②は、血漿中のたんぱく質濃度の影響が大きく、肝硬変など肝臓の疾患に要注意となります。
③は尿とナトリウムの排出と貯留のバランスによりますので、泌尿器系が関わります。
④はリンパの流れが停滞することに起因しています。
改めて整理をしますと、むくみは大きな疾患が原因となりかねませんので、甘く見ずに先ずは医師に一度相談してみるのも大切かも知れません。(;・∀・)
ちなみに、筋トレによって筋肉の増強を図る事も、全身の血流を促し水分の停滞を予防しますので大いに浮腫みの対策となり得ますので、ぜひ日ごろのエクササイズを継続して下さい。
(R8.5.12)
