水分補給を意識しよう
特に今回は、腸内環境の改善という切り口にて紹介して参ります。
例えば夏場などに便秘が顕著になるケース。これは体内の水分が不足して便が固くなる(硬便)ことにより便通が芳しくなる現象です。こうした悩みを持つ方は、積極的な水分補給で快適な便通状態を取り戻すことができます。水分により便の材料である食物繊維が柔らかくなり便の状態に好影響を与えることと、腸内においても蠕動運動を活発にさせるというメリットが得られます。ですので、毎日きちんと水分を摂取する習慣をつくる心がけが大切という事です。
どのくらいの水分補給が好ましいのでしょうか?腸内環境を整えるという観点では、1~1.5ℓ程度とされています。これは、例えば100㎖の水を飲んだ場合、9割がたは小腸で吸収され、大腸には10㎖程度しか行き届かないとされています。ですので、上記の様に便通への好影響を期待するならば1ℓ強はしっかりと摂取したいワケです。
摂取のタイミングは、朝起き掛け、食事前、運動や入浴など発汗の前後、就寝時などでしょうか。割と飲むタイミングはあるようですね。
水の種類はひとまず問いませんが、意識的な水分摂取を考えるならミネラルウォーターなど良質な水がおススメですね。
暑くなる季節に向け、水分の補給をぜひ意識してみてください!(5/20)